ドクターイエローの引退はいつ? 2027年1月・最後の乗車イベント

JR西日本の発表(2026年6月22日)
- 引退する車両
- ドクターイエロー T5編成(正式名称は「新幹線電気軌道総合試験車」・2005年製造)
- 検測運転の終了
- 2027年1月
- 最終運行日
- イベントを除き、最終運行日も含めた検測運転の計画は公表しない
- ふだんの役目
- 約10日に一度の頻度で、東海道・山陽新幹線の電気と軌道の設備を検測
- 変更
- いずれも発表の時点の予定。大きなダイヤの乱れなどで変わる場合がある

同じ発表で、2026年7月以降に準備ができしだい、ドクターイエローの1号車と7号車の先頭部の扉の窓に、引退記念のロゴを掲げるとしています。
最終日を公表しない理由
AdverTimesの記事(2026年7月7日)によると、JR西日本は、T5編成はふだんから検測の日時やダイヤを公表していないので、最後の検測についても知らせる予定はない、と説明しています。引退の時期を半年以上前に示したのは、最後に見たい人の見学を分散させるねらいだと伝えています。[2]
最後の日が近づくと、駅のホームが混み合うおそれがあります。見に行くときは見るときの注意もお読みください。
これからの公式の企画(ドクターイエロー)
JR西日本が2026年10月26日に発表した企画です。どれも旅行商品や抽選で、時刻は公表されていません。受付の予定は変わることがあります。
- 2026年12月4日(金)・新大阪→博多
- 2026年12月5日(土)・博多→新大阪
- 2026年12月22日(火)・新大阪→博多
- 2026年12月23日(水)・博多→新大阪
企画の詳しい内容と申し込みは、JR西日本の特設サイト(JRおでかけネット「ラストラン」)で案内されます。
500系も同じ時期に引退します
JR西日本は、500系新幹線を2027年1月13日に定期列車での運転を終え、その後は臨時列車などで運転したうえで、2027年7月に営業運転を終えると発表しています(JR西日本の発表(2026年6月22日))。
JR東海のドクターイエロー(T4編成)は2025年1月に引退
もう1本のドクターイエロー(JR東海のT4編成)は、2001年9月から走り、2005年に登場したT5編成と交互に、東海道・山陽新幹線の東京駅〜博多駅間を検測していました。JR東海は、T4編成が2025年1月をもって検測走行を終えて引退すると発表していました(2025年1月15日の発表)。[4]
JR東海MARKETの案内には、T4編成は「2025年1月29日の検測をもって、その役目を終えました」とあります。[5]
引退のあとはどうなる?
T5編成の7号車は広島県江田島市で保存展示の予定
Impress Watch(2026年9月17日)によると、JR西日本は同じ日に、T5編成の先頭車の7号車を、広島県江田島市の「江田島研修センター~み・ら・い~」の敷地内に建てる展示施設で保存展示すると発表しました。展示の開始は2027年9月の予定です。[6]
T4編成の7号車はリニア・鉄道館
JR東海は、T4編成の7両のうち7号車を、リニア・鉄道館に展示すると発表しています(2025年1月15日)。いまの展示の様子は、館の案内でお確かめください。[4]
検測の役目はドクターSへ
JR東海は、営業列車で検測する技術によって、ドクターイエローの全ての検測機能を代わりに担えるようになったとし、検測装置を載せたN700Sを「ドクターS」と名付けました(2026年4月16日)。くわしくはドクターSの面にまとめています。
出典
- JR西日本 ニュースリリース「500系新幹線&「ドクターイエロー」T5編成の引退について」(2026年6月22日・PDF)(2026年10月27日に確認)
- AdverTimes「ドクターイエロー最終日はなぜ非公表なのか」(2026年7月7日)(2026年10月27日に確認)
- JR西日本 ニュースリリース「引退前も、そのあとも。新しい思い出をつくる旅へ!」(2026年10月26日・PDF)(2026年10月27日に確認)
- JR東海 ニュースリリース「リニア・鉄道館 ドクターイエロー(T4編成)の車両展示について」(2025年1月15日・PDF)(2026年10月27日に確認)
- JR東海MARKET「ドクターイエロー(T4編成)」の案内ページ(2026年10月27日に確認)
- Impress Watch「ドクターイエロー、7号車を江田島で保存展示 27年9月から」(2026年9月17日)(2026年10月27日に確認)
- JRおでかけネット「500系新幹線&ドクターイエロー ラストラン」特設サイト(2026年11月5日に確認)
- JR東海 ニュースリリース「営業車検測装置を搭載した車両の名称・ロゴマークについて」(2026年4月16日・PDF)(2026年10月27日に確認)